ドルチェグストで「アイスコーヒー」の作り方

ドルチェグストでつくるコーヒーをアイスで飲む方法をまとめました。

方法としてはいろいろありますが、ドルチェグストユーザーが簡単にできる冷却方法を中心にご紹介。もちろんドルチェグストだけでなく、バリスタやネスプレッソでも使えます。

氷で急冷する

簡単にアイスコーヒーにできるのが氷で急冷する方法です。

カップいっぱいに氷を入れて、そのままホットで抽出すればOKです。それで冷えるのかと思うかもしれませんが、ちゃんとアイスコーヒーになります。

もちろん、氷が溶けた分だけ薄まってしまうので、それを計算に入れて濃いめに抽出します。ドルチェグストでいえば目盛りをいくつか少なくして抽出します。

減らす目盛り数はカプセルの種類にもよります。お好みの濃さにするためには何度か試行錯誤する必要があるかもしれません。

たとえば「オリジナルブレンド」だったら目盛り数6のところ3程度にして抽出します。そのあと氷を追加で入れておきましょう。

ただし、「エスプレッソ」のように抽出量が少ないカプセルの場合は、目盛り数を減らしてもあまり濃くなりません。氷で急冷して薄まるとエスプレッソでなくなってしまいます。

その場合は下記の方法で急冷するのがオススメです。

カクテルシェーカーを使う

カクテルシェーカーを使ってコーヒーを冷やす方法です。氷で溶けないのでコーヒーが薄まりません。

やり方はカクテルシェーカーにホットのまま抽出します。次に、氷を入れて水を張ったボウルにシェーカーを入れて冷やすだけ。クルクル回すようにすると早く冷えると思います。

シェーカーが必要になりますが、この方法だとお好みの抽出量で冷やせます。エスプレッソのように抽出量が少ないカプセルでも、そのままアイスにして飲むことができます。

エスプレッソをアレンジに使うだけなら、蛇口から水をシェーカーにかけるだけでOK。もちろんキンキンには冷えませんがアレンジに使うなら多少ぬるい程度で問題ありません。

ただし、カクテルシェーカーを使う場合は注意点があります。

ホットコーヒーを入れるとシェーカー表面がかなり熱くなります。エスプレッソぐらいの量ならいいのですが抽出量が多いと熱くて持てません。持ち運ぶ際はタオルなどでくるんで持つようにしてください。

熱いからといって蓋部分だけで持つと外れて中身をぶちまけてしまいます。火傷してしまう危険性がありますのでご注意ください。

冷蔵庫に入れる

普通に冷蔵庫で冷やしてから飲みます。抽出した後にすぐに飲めないのが欠点ではありますが、道具不要ですので簡単です。

また、完全に冷えるまでいかなくても、ある程度熱が取れてから氷を入れて飲めば、氷で急冷するよりは薄まらずに飲むことができます。

アイスカフェラテをつくりたい場合など、エスプレッソを何杯かまとめて抽出してエスプレッソベースを作っておくのも便利。飲みたいときに牛乳で割るだけでカフェラテを飲めます。

冷蔵庫で冷やすときは耐熱ガラス製で蓋付きのものがオススメです。WECKの容器などならそのままドリンクカップになるので、他のカップに移し替える必要がありません。

ミルクカプセルを使う場合

ミルクカプセルを使う場合も上記の方法に準じますが、氷で急冷する方法だと薄まりやすいですし、他の方法でも一長一短があります。

そこでミルクカプセルは使わずに普通に牛乳を入れるほうがオススメです。

コーヒーカプセルは好きなものでいいですが、「エスプレッソ インテンソ」「ローストブレンド」でラテなんかをつくるとおいしいです。

まとめ

急冷する方法は他にもいくつかあります。ドリッパーに氷を入れて注ぐ方法(ぬるくなるだけなのでアレンジコーヒー向け)、コーヒー液を氷にして入れる、ステンレスのアイスキューブを使うなど。

しかし、ドルチェグストを使っているなら、できるだけ手間や時間をかけずにアイスにしたいところ。

そうなると氷で急冷する方法が一番簡単です。ラテにしたいときは牛乳を使えばより本格的ですし、コスト面でも安くつきます。

バリスタやドルチェグストでも、上記の方法でアイスにすることができますのでお試しください。