ドルチェグストの湯垢洗浄をしたので、ついでにネスカフェバリスタの湯垢洗浄もやってみました。専用の湯垢洗浄剤ではなく市販されているクエン酸で代用してみました。
湯垢洗浄の目安
バリスタの取扱説明書記載の目安です。日本の水道水の硬度は80ppm程度の「やや軟水」なので750杯ごとの湯垢洗浄の目安になります。ドルチェグストと比較すると杯数少なめの湯垢除去の目安です。
硬水のミネラルウォーターをお使いの方はそれに合わせて参考にしてください。地下水を汲み上げている場合でも日本の多くの地域で軟水だそうです。
硬水 | 300ppm | 250杯ごと |
やや硬水 | 180ppm | 500杯ごと |
やや軟水 | 80ppm | 750杯ごと |
きわめて軟水 | 0ppm | 1000杯ごと |
湯垢洗浄方法
ドルチェグスト専用湯垢洗浄剤は40g(1回分)で900円もします。ネスカフェバリスタも同様で80gで1800円程度します。しかも1回分しかない。中身はクエン酸だけのようなので、食品グレードのクエン酸で洗浄してみます。

クエン酸80gと水700mlを用意します。クエン酸80gは大さじ6杯分ぐらい。クエン酸を給水タンクに投入してよくかき混ぜます。コーヒータンクはセットしたままで湯垢洗浄を行いますが、間違って抽出しちゃうといけないので空になったタイミングのほうがいいかと。

エスプレッソメニューをタッチしながら電源ボタンを押して、そのまま7秒間長押しします。すべてのメニューが点滅したら指を離します。そのあと、電源ボタンとエスプレッソメニューだけが点灯します。

エスプレッソメニューをタッチすると湯垢洗浄を開始します。高圧ジェットノズルからお湯が出た後、続いて抽出口からもお湯で出ます。

320mlぐらいお湯がでたあと、自動的に抽出が止まります。そうしたら、5分間ほど放置します。お湯は捨てておきます。5分経過したらもう一度同じことを繰り返します。
最後にすすぎです。湯垢洗浄と同じように、エスプレッソメニューをタッチしてお湯を抽出します。これを2回繰り返します。すすぐだけなので5分待つ必要はありません。
まとめ
上記の湯垢洗浄の手順は取扱説明書に記載されてますが、専用湯垢洗浄剤ではなく市販クエン酸で代用するのはメーカー推奨ではありませんので自己責任でお願いします。