【レビュー】専用カプセルでおいしいコーヒー「ネスカフェ ドルチェグスト ピッコロプレミアム」

Amazonでネスレのカプセル式コーヒーメーカー「ドルチェグスト ピッコロプレミアム」が3000円を切る値段だったので買ってみました。これで「ネスカフェバリスタ」「ドルチェグスト」「ネスプッソ」が揃いました。ネスレのいいお客さんですね。

ネスカフェ ドルチェグスト ピッコロプレミアム

購入した「ネスカフェ ドルチェグスト ピッコロプレミアム」です。カラーはワインレッド。他のカラーは高かったのでこの色にしました。「ジェニオ」などは自動で抽出が止まりますが、ピッコロプレミアムは手動停止です。

箱から取り出してみるとこんな感じでマシン本体、受け皿、取り扱い説明書など。

マシン本体はコンパクトサイズ。受け皿は突起に引っ掛けてることで3段階調節可能。電源ケーブルの長さは90cm程度でやや短い。消費電力は1460W。

給水タンクは背面にあります。満水容量は600ml。本体に引っ掛けてセットします。マシンナンバーは給水タンクを外すとシールが貼ってあるのでそこに記載されています。

給水タンクは持ち手があるので便利。給水口は狭く手は入りません。洗うときは水筒用ブラシとか必要になります。給水タンクは薄い形状ですが自立可能。

専用カプセルはここにセットします。ちょんまげみたいなのがロックハンドル。その後ろに抽出レバーがあります。抽出レバーを赤い方向に傾けるとホットで抽出できますが、青い方向に傾けてもタンクの水の温度で抽出できるだけで、冷却されるわけではありません。

使用前のすすぎ

さっそくコーヒーを抽出といきたいところですが、そのまえに「すすぎ」をしないといけません。抽出レバーを左右にそれぞれ60秒程度。60秒で給水タンク(600ml)を使い切るので、マグカップだと途中で止めて捨てに行くのを4回ほど繰り返すことになります。

ネスカフェ バリスタですすぎを行ったときはプラスチック臭が結構ありましたけど、ドルチェグストの場合ほとんど感じられなかったです。すすぎ後のお湯のにおいを嗅いでみても若干するかなぁ程度でした。

ラテ マキアートを抽出してみよう

ドルチェグスト専用カプセル「ラテ マキアート」を抽出してみます。箱の上部に抽出量が記載されているのでそれを確認します。

ラテ マキアートはミルクカプセルとコーヒーカプセルの二つを使います。抽出量を確認すると「ミルク170ml・コーヒー50ml」でした。

電源ボタンを押して約30秒ほどで点滅から点灯に切り替わり準備完了(画像では点灯してませんが)。こんな感じでカプセルホルダーにセットします。

ロックハンドルを下げて、抽出レバーを赤い方向に倒します。ミルクを目安量で抽出したら、レバーを元に戻して停止。電源ボタンが点滅から点灯に切り替わってから(約5秒ほど)、ロックハンドルを上げてカプセルを交換してコーヒーを抽出します。

抽出する際はブイーンといった感じで結構うるさいです。ポンプを使うので仕方ないのですが、夜間はちょっと気になるでしょう。それと振動でカップがずれていくため、手で抑えておく必要があります。

こんな感じでラテ マキアートを抽出できました。飲んでみましたが、ミルクが多いラテが好きじゃないので、まずくはないですがなんともいえず。ならなぜラテ マキアートを買った?という感じですが、ほんとなんでなのか。

温度に関して。取説によれば90℃のお湯を使用して抽出後は70℃ぐらいになるそうです。コーヒーに最適な温度といわれますが、カップが冷たいとぬるくなってしまうので、あらかじめ温めておくといいです。または、サーモスとかの真空断熱タンブラーを使うとか。

興味本位でカプセルを開いてみました。内部にフィルムが貼ってあってコーヒー粉の中身はでないようになってます。お湯が入っているのでかなり熱いです。カプセル自体熱くなるのでヤケドにご注意ください。

なお、カプセルはコーヒー粉(またはミルクやココアパウダーなど)と炭化水素プラスチックです。うちではごみ箱に捨てるだけですが、分別が必要かもしれないので確認しておくといいです。

使用後の感想

ピッコロプレミアムを買ってみましたが、抽出を見ながらの手動停止や振動でずれないようにカップを抑えておく手間を考えると、かなり使いにくいのは否めない感じ。動作音もバリスタよりちょっと大きいかも。

ご家族で忙しい朝とかに手動停止とかはやってられないでしょう。飲むカプセルやカップも家族でバラバラだったりするとかなりメンドクサイはず。自動停止やメモリで抽出量を調節できる「ジェニオ」など他のモデルのほうがオススメです。

とはいえ、個人的にはわりと満足しています。バリスタとネスプレッソも持っているので、使用頻度は多くないし、いつも同じカップを使えば抽出の手動停止も許容範囲。カップを抑えていると抽出時の飛沫が手にかかって熱いことがあるのは問題ですけど。

お手入れに関しては、バリスタと比較するとかなり楽。カプセルホルダー、カップトレイ、給水タンクぐらい。毎日洗うようなものでもないです。給水タンクには手が入らないのでそれは不便ですが。

価格はリーズナブルになってるので、セカンドマシンとしては選択肢のひとつにいいかなと。コーヒー以外も飲めますし。

まとめ

今回はラテ マキアートを試してみましたが、某紙で「チョコチーノ」が「お店で飲むココアに近い味」でS評価だったので次はそれにしてみます。