【2021年最新】どれがオススメ?ネスカフェバリスタ全種類の違いと比較まとめ

ネスカフェバリスタ歴4年以上、マシンを5種類使った経験から、マシンごとの特徴や違いをまとめてみました。

基本的な部分はどれも同じですが、スペックからは分からない違いもあります。最近はマシンの種類も増えたことで違いも大きくなっています。

ネスカフェバリスタの種類による違いとは?

基本性能は同じ

ネスカフェバリスタはいくつか種類がありますが、基本的な性能や機能はほぼ共通しています。

どのマシンでも全種類のコーヒーカートリッジが使えますし、コーヒーの抽出温度や味わいそのもの(濃さを除く)に関しても同じです。

ドルチェグストのように手動停止タイプのマシンはなく、バリスタ全種類のマシンは抽出が規定量に達すればオートストップできます。

ネスカフェアプリ対応

ネスカフェバリスタの各機種において最も違う部分は、「ネスカフェアプリ」に対応しているかどうかです。

ネスカフェアプリとはバリスタ本体とスマホをBluetoothで接続して動作させることができるアプリです。簡単な操作でコーヒーメニューのカスタマイズができるほか、コーヒーを淹れるとポイントが貯まったり、登録したフレンドとつながったりできます。

特にコーヒーメニューをカスタマイズできる機能の需要が大きいでしょう。アプリを使えば「湯量」「コーヒーパウダー量」「泡立ち量(ミルク)」を変更してお好みの濃さにすることができます。

マシン本体の操作でもカスタマイズは行うことができますが、基本的には「湯量」のみになります。

使いやすさに大きな違い

ネスカフェアプリに対応しているかどうかが最も大きな違いですが、それ以外にも「コーヒーメニュー数」「操作方法」「お手入れのしやすさ」「マシン本体でのコーヒーの濃さの調節方法」などに差があります。

これらはマシンの種類によってはかなり大きな違いになりますので注意が必要です。詳しくは下記でマシンごとに解説しますので参考にしてください。

マシンの各機能とスペック

ネスカフェバリスタの各機能や基本スペックについて解説します。下記の機能表の項目と対応してますので知っておくとマシンを選ぶ際に役立ちます。

基本スペック

基本スペックはすべてのマシンでほぼ共通してます。

抽出温度

お湯は85℃(プラマイ5℃)まで加熱され、抽出されるコーヒーは74℃(プラマイ6℃)になります。使用環境やカップの温度に影響されるので、温度に幅があります。

予熱時間

電源ボタンをオンにしてから約30秒ほどで抽出準備が完了します。

ポンプ気圧

最大15気圧です。

動作音

ポンプの動作音がしますのでドリップ式コーヒーマシンと違ってそれなりにうるさいです。動作音はマシンによって大きくは違わないと思います。

消費電力

家庭用コンセントだと1箇所につき1500Wまでですのでかなり電力を消費します。抽出は短い時間なので電気代を気にする必要はありませんが、タコ足配線には要注意です。

機能

ネスカフェアプリ対応

最近のマシン(バリスタアイ以降)はどれもネスカフェアプリに対応しています。

ネスカフェアプリを使ってコーヒーメニューのカスタマイズができるので便利です。マシン本体による設定では湯量しか調節できませんでしたが、アプリでは湯量だけでなくコーヒーパウダー量やミルク泡立ち量も調節できます。

SNS的な機能もあり、友人や両親などを友達リストに登録しておけば、いつコーヒーを飲んだのかわかるので、簡易な安否確認に使うこともできます。

スマホとの相性でバリスタとペアリングできない可能性がありますが、最近はだいぶ安定してきたようです。

コーヒーメニュー数

マシン本体に搭載されているコーヒーメニューは以下の5種類が基本です。

  • エスプレッソタイプ
  • ブラックコーヒー
  • ブラックコーヒー(マグサイズ)
  • カフェラテ
  • カプチーノ

ただし、バリスタマシンの種類によってメニュー数に差があります。また、ネスカフェアプリの場合、これに「アイスコーヒー」が加わります。

操作方法

電源ボタンやクリーニングボタンを除き、抽出する際の操作方法には「ボタン」「タッチパネル」「レバー」の3種類があります。

濃さの調節方法

コーヒーの濃さを調節する方法には以下の4種類があります。

  • ネスカフェアプリ
  • 湯量設定変更(コーヒー系メニューのみ)
  • 抽出中停止(全コーヒーメニュー)
  • 裏技的方法(カフェラテ、カプチーノのみ)

ネスカフェアプリ以外はマシン本体を設定、操作して行います。バリスタ全種類ですべての方法ができるわけでなく、マシンによって対応は異なります。

クリーニングボタン

お湯だけだしてコーヒー液で汚れる内部パーツ(攪拌部パーツ)を洗浄する機能です。

部品

給水タンク

給水タンクはバリスタ全種類を通じて取り外しできます。手を入れて洗えないものがほとんど。満水容量は800~1000mlです。

コーヒータンク

コーヒーパウダーを格納する部品がコーヒータンクです。設置方法やタンク形状により残量確認のしやすさが異なります。

カップトレイ

カップトレイの高さ調節はできないマシンが多いです。

ネスカフェバリスタ全種類

バリスタ全種類を新しい順に並べました。

バリスタ W(ダブリュー)

バリスタ Wは、マシン本体にWi-Fi接続機能を搭載したモデル。今まではBlueTooth機能でネスカフェアプリと連動してコーヒーのカスタマイズができましたが、それに加えてQRコードをスマホで読み取ることでも可能になりました。また、ネスカフェアプリを使わなくても、マシン本体でコーヒーを抽出することでポイントが貯まります。ただし、Wi-Fi接続自体はネスカフェアプリで設定する必要があります。

そのほか、コーヒー残量を検知してランプ表示するセンサーや在庫切れを予測してアプリやマシンでお知らせし発注案内してくれるマイペースお届け便(別途申し込みが必要)、マシン本体にアイスコーヒーメニューを搭載されています。アイスコーヒーメニューといっても、氷をカップに入れて注ぐだけで冷たいコーヒーが抽出されるわけではありません。

なお、バリスタ Wは、最新マシンながらマシン無料レンタル対象マシンです。コーヒーカートリッジ定期便の利用が条件になってますが、マイペースお届け便とは別のサービスですのでご注意ください。

製品情報
ステータス発売中
発売日20年10月
本体サイズ幅16.3×奥行き28.9×高さ35.1cm
型番HPM9638
機能
ネスカフェアプリ対応あり
コーヒーメニュー数6種類
操作方法ボタン
濃さの調節方法ネスカフェアプリ、QRコード、湯量設定変更
クリーニングボタンあり
部品
給水タンク1000ml
コーヒータンクカバーを開けて残量確認、センサー表示
カップトレイ高さ調節不可(トレイははずせる)
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ネスレ日本
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バリスタ デュオ

ワンタッチで8種類のメニューに対応した充実機能の最新モデル「バリスタ デュオ」が11月1日に発売されます。

新しいのはワンタッチでラテメニューを楽しむことができる点です。コーヒータンクとミルククリーマータンクの両方を内蔵できるため、手軽にラテメニューを抽出できます。

また、泡立てのためのジェットボタンもありますので好きなクリーマーや牛乳を使うこともできます。

抽出メニューは全8種類。従来の5種類に加え、アイスメニューも搭載していますので、アプリを使わなくても全てのメニューを本体操作だけで実現できます。

機能表

製品情報
ステータス発売中
発売日19年11月
本体サイズ幅18.0×奥行き30.4×高さ43.4cm
型番HPM9637
機能
ネスカフェアプリ対応あり
コーヒーメニュー数8種類
操作方法タッチボタン
濃さの調節方法ネスカフェアプリ、湯量設定変更
クリーニングボタンあり
部品
給水タンク2000ml
コーヒータンクカバーを開けて残量確認、センサー表示
カップトレイ2段階調節

バリスタシンプル

レバー操作が新しいバリスタ「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ シンプル」が発売されました。

マシン本体ではレバー操作で簡単抽出できるほか、Bluetoothe接続で専用アプリからの抽出も可能です。専用アプリのネスカフェアプリではコーヒーメニューのカスタマイズもできます。

ただし、マシン本体に搭載されたコーヒーメニューは「ブラックコーヒー」「カフェラテ」の2種類のみ。マシン本体操作によるコーヒーの濃さの変更は抽出中停止による方法のみ。抽出途中で適当な濃さのときにレバーを引いて止めて、薄くしたいときはクリーニングボタンでお湯だけ出します。

ネスカフェアプリ経由のコーヒーメニューでも「ブラックコーヒー(マグサイズ)」「カプチーノ」はありません。さらに、アプリによるカスタマイズでもコーヒーパウダー量は変更できません。アプリを使う場合でも手動でレバーを引いてコーヒーパウダーを落とす仕組みなのでパウダー量は2g固定になってます。

コーヒーメニュー数が少なかったりカスタマイズではかなり不便ですが、お手入れが必要になるパーツが少なくなりシンプルになりました。洗浄後の組み立ても簡単です。欠点としてはコーヒータンクは水洗いはできなくなってしまいました。

そのほか従来より新しい点として、タンク内のコーヒー残量を感知してネスカフェアプリに通知する「残量通知機能」が付いてます。

「レバー操作で簡単抽出」「お手入れパーツが少ない」というメリットと引き換えに機能を絞り込んだという感じのマシンです。どちらかというとターゲットはシニア層になっているようです。

レビュー

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機能表

製品情報
ステータス発売中
発売日18年9月
本体サイズ幅15.5×奥行き29.0×高さ37.6cm
型番HPM9636 / SPM9636
機能
ネスカフェアプリ対応あり(機能制限あり)
コーヒーメニュー数2種類
操作方法レバー(抽出)、ボタン(電源ボタン、クリーニングボタン)
濃さの調節方法ネスカフェアプリ、抽出中停止
クリーニングボタンあり
部品
給水タンク1000ml
コーヒータンク外部から残量確認可、センサーによる通知もあり
カップトレイ高さ調節不可
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バリスタ50(フィフティ)

バリスタアイと同様にネスカフェアプリを使った抽出が可能です。もちろんアプリを使えばコーヒーメニューのカスタマイズにも対応しています。

マシン本体によるコーヒーの濃さ調節方法は下記のバリスタアイと同じです。湯量設定(ブラック系メニューのみ)や抽出中停止で濃さを変更できますが、裏技的方法は不可になってます。

前モデルより新しい点としては、洗浄が簡単になる「すすぎボタン」の追加とカプチーノメニューのレシピの改良です。カプチーノはコーヒーパウダー量が2gから3gに変更になり、そのぶん湯量も多少増えました。

また、メニューボタンが大きくなり、タッチパネルからボタン式になったことで視認性や操作性が向上しました一方、エスプレッソメニューはなくなってしまいました。

ネスカフェアプリを使えば全メニューに対応していますのでエスプレッソタイプも抽出できますが、マシン本体の操作による抽出はできません。

レビュー

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機能表

製品情報
ステータス発売中
発売日17年9月
本体サイズ幅15.5×奥行き30.6×高さ32.3cm
型番HPM9634 / SPM9634
機能
ネスカフェアプリ対応あり
コーヒーメニュー数4種類
操作方法ボタン
濃さの調節方法ネスカフェアプリ、湯量設定変更、抽出中停止
クリーニングボタンあり
部品
給水タンク800ml
コーヒータンクタンクカバーの窓から残量確認
カップトレイ高さ調節不可
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ネスレ日本
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バリスタ i(アイ)

スマホアプリと連携してコーヒーの抽出や濃さのカスタマイズができるようになったバリスタ初のマシン。アプリではSNS機能やポイントを貯めたりできます。

発売当初はネスカフェアプリが使えない人も結構いてアプリのレビューは評価が低かったです。実際私もスマホでは使えませんでした(なぜかタブレットでは使えた)。

スマホ対応機種はネスレのよくある質問の「アプリに対応するOSのバージョンは?」の項目に対応スマートフォンの一例として掲載されています。

アプリを使わなくてもバリスタ本体からの抽出はもちろん可能です。上記の新しいマシンはネスカフェアプリに対応しているためか、マシン本体のコーヒーメニューが減少傾向にありますが、このバリスタ アイは5種類のコーヒーメニューをマシン本体から抽出することができます。

万一アプリが使えないというときに、マシン搭載のメニューが豊富なのはメリットといえます。ただし、マシン本体によるコーヒーの濃さの調節方法でラテ系メニューを濃くする裏技的方法は使えなくなりました。

そのほか、コーヒータンクや給水タンク、お手入れの手間などほぼTAMAと同じデザインなのでマシンの使いやすさも変わりません。

レビュー

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機能表

製品情報
ステータス発売中
発売日16年10月
本体サイズ幅17.8×奥行き28.9×高さ32cm
型番HPM9635 / SPM9635
機能
ネスカフェアプリ対応あり
コーヒーメニュー数5種類
操作方法タッチパネル
濃さの調節方法ネスカフェアプリ、湯量設定変更、抽出中停止
クリーニングボタンなし
部品
給水タンク1000ml
コーヒータンクタンクカバーの窓から残量確認
カップトレイ高さ調節不可
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ネスカフェ バリスタ TAMA(廃番モデル)

タッチパネルによる操作方式になったバリスタ初のモデルです。現在はバリスタアイの登場で販売終了になりました。

この機種から、タッチパネルになっただけでなく、コーヒータンクのキャップの位置が改良されました。おかげで、タンクカバーを開けなくても天窓からコーヒーパウダーの残量を確認できます。

マシン本体の湯量設定ではラテ系メニューは対応していないのはTAMAでも同じなのですが、TAMAの場合は裏技的方法を使ってカプチーノの濃さを変更することができます。

方法としてはミルク泡立て直後にエスプレッソメニューに切り替えることで可能です。ただし、タイミングがシビアかつタッチパネルなので押した感触がなくやりづらい。

残念ながらこの裏技的方法はカフェラテではこの方法は使えません。下記のPM9631は古いマシンながらこの方法が使えて非常にやりやすいです。

そのほかには、TAMAから給水タンクに取っ手ついて持ち運びしやすくなりました。しかし、給水口が狭くなり手を入れて洗えなくなってしましました。

レビュー

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機能表

製品情報
ステータス販売終了
発売日14年10月
本体サイズ幅17.8×奥行き28.9×高さ32cm
型番HPM9633 / SPM9633
機能
ネスカフェアプリ対応なし
コーヒーメニュー数5種類
操作方法タッチパネル
濃さの調節方法湯量設定変更、抽出中停止、裏技的方法
クリーニングボタンなし
部品
給水タンク1000ml
コーヒータンクタンクカバーの窓から残量確認
カップトレイ高さ調節不可
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ネスカフェ バリスタ PM9631

初代バリスタ「PM9630」の後継機種。現在も販売されているモデルでバリスタの廉価版という位置づけ。もちろんネスカフェアプリには非対応。

PM9630にあったスタートボタンがなくなり、電源ボタンを押して予熱準備が終了すれば、各コーヒーメニューを押すだけですぐ抽出できるようになりました。

給水タンクには取っ手がないので取り回しは不便ですが、手を入れて洗えるのはメリット。コーヒータンク内の残量はタンクカバーをいちいち開けないと確認できません。

コーヒーの濃さの調節では裏技的方法を使えばラテ系メニューも濃くできます。高圧ジェットノズルのミルク泡立てを止めて、コーヒーが濃いエスプレッソメニューで抽出するだけの方法です。

TAMAだとミルク泡立てを止めるタイミングがシビアなのですが、このPM9631では高圧ジェットノズル噴射中にいつでも止めることができます。カフェラテ、カプチーノどちらでもできます。

廉価モデルなので使い勝手がよくない部分もありますが、ラテメニューの濃さの調節がしやすかったり、給水タンクが洗いやすかったりで、むしろ優位な点もあります。

レビュー

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機能表

製品情報
ステータス発売中
発売日13年9月
本体サイズ幅17.6×奥行き28.5×高さ35.9cm
型番PM9631
機能
ネスカフェアプリ対応なし
コーヒーメニュー数5種類
操作方法ボタン
濃さの調節方法湯量設定変更、抽出中停止、裏技的方法
クリーニングボタンなし
部品
給水タンク800ml
コーヒータンクタンクカバーを開けて残量確認
カップトレイ2段階調節
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ネスレ日本
¥7,990 (2023/06/02 01:13:30時点 Amazon調べ-詳細)

ネスカフェ バリスタ PM9630(廃番モデル)

2009年に発売された最初期のバリスタですでに販売終了しています。

電源ボタンが本体横にあり、コーヒーメニュー選択後にスタートボタンを押して抽出するという、最近のマシンよりひと手間多い操作方法。

この頃のバリスタはすすぎしてもプラスチック臭が強いという評価が多かったように思います。マシンを乗り換えたユーザーによれば動作音も大きいようです。

コーヒーの濃さを調節する方法は湯量設定を変更する方法で可能です。このモデルの使用経験がないため、抽出中停止や裏技的方法が使えるかどうかは不明です。

たまにホームセンターでこのモデルが置いてあったりしますが、古いマシンですし特に使うメリットもないので、中古で格安で手に入ってもあまりオススメはしません。

機能表

製品情報
ステータス販売終了
発売日09年4月
本体サイズ幅17.6×奥行き28.5×高さ35.9cm
型番PM9630
機能
ネスカフェアプリ対応なし
コーヒーメニュー数5種類
操作方法ボタン
濃さの調節方法湯量設定変更、抽出中停止
クリーニングボタンなし
部品
給水タンク800ml
コーヒータンクタンクカバーを開けて残量確認
カップトレイ2段階調節

まとめ

ネスカフェアプリ対応のスマホ機種を使っているならアプリ連携ができるバリスタが最もオススメです。

アプリが使えない場合でカプチーノを濃くしたいならPM9631も悪くありません。好みの泡立ち具合で高圧ジェットノズルの噴射を停止でき、エスプレッソメニューに変更することで濃いカプチーノにすることができます。

また、あらかじめエスプレッソメニューを本体の湯量設定機能で少なめにしておけば、前述の方法でエスプレッソメニューに変更したときも適用されます。